札幌市における排雪のタイミングは、主に以下の要素によって決まります。
市の排雪:
* 新雪が10cm以上積もった場合: 札幌市は、市民生活や交通に支障が出ると判断した場合、幹線道路や主要な生活道路において除雪作業を行います。
* 大雪が見込まれる場合: 12月から1月上旬にかけて、積雪深が50cmに達するなど大雪が見込まれる際には、幹線道路の運搬排雪を前倒ししたり、道路脇の雪山を全て排雪するなどの対策が取られます。
* 排雪作業の遅れが見込まれる場合: 1月中旬から3月上旬にかけて、一部の区で排雪作業の遅れが見込まれる場合は、他の区の除雪事業者に応援を要請するなどの体制強化が行われます。
* 全市的に排雪作業の遅れが見込まれる場合: 1月中旬から3月上旬にかけて、全市的に排雪作業の遅れが見込まれる場合は、パートナーシップ排雪を中止し、札幌市が費用を全額負担して生活道路の緊急排雪を実施することがあります。
パートナーシップ排雪（町内会などとの協働）:
* 札幌市と町内会などが費用を折半して、シーズン中に1回程度、生活道路の排雪が行われます。時期は各町内会によって調整されます。
個人の手配:
* 個別に排雪業者と契約する場合、時期や回数は自由に決めることができます。
その他:
* 気象状況や積雪状況によっては、上記に関わらず臨機応変に排雪作業が行われる場合があります。
* 札幌市の除雪・排雪に関する情報は、札幌市公式ウェブサイトや、テレビのデータ放送などで確認することができます。HTBの「イチオシウェザー」では、翌日に除雪が予想されるエリアが放送されます。
2025年の現時点（4月16日）では、降雪の可能性は低いため、市の排雪作業は基本的に終了しています。 今後、もし降雪があった場合は、上記の基準に基づいて排雪が行われる可能性があります。
最新の詳しい情報については、札幌市の建設局雪対策室や、お住まいの地域の除雪センターにお問い合わせいただくことをお勧めします。

札幌市への排雪に関するクレームや意見がある場合の連絡先は以下の通りです。
1. 各区土木センター（土木部維持管理課）
* 除雪作業の管理を行っており、地域ごとの状況を把握しています。
* 連絡先は札幌市ウェブサイトの「除排雪作業についてのお問合せ」ページに各区の電話番号が掲載されています。
* https://www.city.sapporo.jp/kensetsu/yuki/contact/index.html
2. 各地区除雪センター
* 除雪作業の最前線で対応しており、緊急の連絡はこちらへ。
* 連絡先と対応期間は札幌市ウェブサイトの各区の除雪センター情報ページに掲載されています。
* 例：中央区 https://www.city.sapporo.jp/kensetsu/yuki/contact/chuo.html
* 同様に、他の区のページも「除雪センター（除雪地区）：〇〇区 - 札幌市」で検索できます。
* 開設期間：通常12月初め～3月20日頃まで（年度によって変動あり）
* 24時間対応
3. 除排雪についてのお問い合わせフォーム
* 札幌市ウェブサイトに、各区ごとのお問い合わせフォームが用意されています。
* 土日祝日や業務時間外の問い合わせは、翌開庁日以降の対応となります。
* 例：中央区 https://www.city.sapporo.jp/chuo/eisei/doboku/josetsutoiawase.html
4. 札幌市建設局雪対策室事業課
* 札幌市全体の雪対策に関する部署です。
* 電話：011-211-2662
* ファクス：011-218-5141
連絡する際の注意点:
* 具体的な場所: どの場所の排雪に関する意見・クレームかを明確に伝えましょう。（例：〇〇区〇〇町〇丁目付近の道路）
* 状況: どのような状況で困っているのか、具体的に伝えましょう。（例：自宅前に雪が堆積して通行の妨げになっている、排雪作業の音がうるさいなど）
* 連絡先: 連絡先の電話番号を伝え、必要であれば折り返しの連絡をお願いしましょう。
* 感情的にならない: 状況を正確に伝えるように心がけましょう。
札幌市では、市民からの要望や苦情を真摯に受け止め、より良い除雪・排雪体制を目指しています。
2025年4月16日現在、札幌市では通常の排雪作業はほぼ終了していると考えられます。 しかし、もし雪が残っていて生活に支障がある場合は、上記いずれかの窓口に状況を説明し、相談してみてください。